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昨晩はG2の家に宿泊。
その前に麻布十番のカフェに行ったのだが、これがまたすごいことになった。ぬわんと、その場で立て続けに知り合い3組に会ったのだ。
 
最初にG2のいとこ。
次に会社の同期ヨッスィ
そして最後に俺の飲み友達(♂)のカップル。
 
いやー、びっくりするわ。わずか数時間の間にそんなにたくさんの知り合いに会うなんて滅多にないよ。しかも麻布十番とかいう比較的平日には行かないところに。。。
 
ま、G2の従兄弟とはそんなに絡まなかったのだが、最終的には、?のヨッスィとその友達と、?の俺の友達カップルの計6人で怪しく盛り上がりました。楽しかったっす。いやあ、いい一日ですた。あれで金曜日だったのに最高だったのに。。。くしくも昨日は木曜日ということで、午前1時ごろには解散したのだ。
 
さて、G2の家にいったら奴がおもしろい本を読んでいたので、ちょっと読み始めてみた。読んだのはこれ ↓
 
史上最短で、東証二部に上場する方法。
 
テイクアンドギブニーズの社長、野尻佳孝の自伝本。

ちなみに知らない人のために説明するなら、このテイクアンドギブニーズとは今流行のハウスウェディングをいち早く始めた会社。最初は普通のレストランと提携してはじめたのだが、今は全国に何箇所もの自前のレストランをもっているかなりスゲエ会社だったりする。

 
最近は若手ベンチャー企業の自伝がホリエモンに始まり、藤田晋などと流行っていたが、ここにその中でも異色の「非IT」企業の社長ときたもんだ。

俺もIT系の社長の本は何冊か読んだけど、たいていはネットバブルもあり、時代の流れに乗りつつ、会社を買収したりなどして、急激に大きくなる姿が他の本では多い中、今回のは違う。ITが絡まないゆえ、地道に大きくなるしかない業種なので、「正に人で勝負」的な内容であり、かなり刺激を受けた。

 
一番驚いたのは、この野尻社長が元渋谷のチーマーであり、さらにはそのあと名門の明治大学ラグビー部に在籍していたこと。まあ本を読めばある程度理解できるとはいえ、チーマーから明大ラグビー部とは理解できねえ。。。。やっぱ人生は波乱万丈が一番ってことか。
 
ちなみにこの若き日の野尻社長の話で一番おもしろかったのが、ラグビー部での理不尽すぎる体育会生活。完全な縦社会であり、
  4年=神
  3年=人間
  2年=奴隷
  1年=犬
という構図がなりたっているさまざまなエピソードはそういう世界を知らない人にとってはかなり新鮮だろう。かくいうrakeemも実は某大学でボート部に所属しており、意味不明な縦社会の合宿生活で大学4年間を過ごしたのでかなり共有できるものがあった。みんな俺が体育会といってもなぜか信じてくれないけど。いやー、でもああいう世界の中からはベンチャー精神なんかは生まれないと思っていた自分の既成概念がぶち破られてかなりいい刺激ですたわ。
 
さて、この本を読んで二つの関心することがあった。
 ?社員の教育とモチベーション向上に社長自ら意志をもっていること
 ?単純にすげえ夢のある会社だと感じたこと
 
この二つって今の世の中なかなかないよね。特に?に関してびびったのが、社員が全員財務諸表の教育を受けているということ。P/L、B/S、C/F。全てを人通り教えているらしい。これはすげえ。俺が思う会社の理想論だ。野尻社長としてもみんながコスト意識をもつことが重要であると信じ、これを徹底している。そして当然ながら肉体労働も多いので、その中でどのようにして人間をマネジメントしていくか、という形で会社のビジョンをしっかりもっている。企業価値では他のITベンチャーより小さいかもしれないけど、人間的には一番できているなあ、と勝手に思ったりした。
 
?はそのまんま。人生最良の日の一つである「結婚式」に関われるってのは一個人として最大の喜びになるのではないか。rakeemもよく友達の結婚式に関わって、踊ったり、ビデオ編集したりしているけど、その過程は色々大変だけど、友達の笑顔でそういうのが全てふっとんで報われる、どころかこっちまで幸せになれるよね。そういうのに関われるのは確実に幸せなことです。ま、でも気になったのが、野尻社長自身がまだ独身ということだが(笑)。今日当たり合コンしてんだろうな。
 
ま、しかしここであえて付け加えるなら、こういう仕事ってのは当然週末も働くので、俺自身がここに就職するとは思えないが(笑)、逆に思ったのが、
 
 「ここの株は買いたい。株主になりたい。」
 
これ。これです。そう、俺自身はこの会社におけるプレーヤーにはなれないが、ものすごい共感を覚えたので、それにどう関われるかと考えたらやっぱり株を買うことなんだよね。もちろんどこまで発展するかは分からないので博打的な要素も強いかもしれないが、あの野尻社長の言うことが本当なら、絶対いける会社だと確信した。
 
そしてそう思っている自分を客観的に見て、こういう社長の書籍ってのは最強のIRツールなんだと思った。経営理念、社会に対する姿勢、そういうのが全て見えてくる(少なくともそう感じる)。
 
これって実はかなりいいビジネスなのでは?と、おもむろに出版社をみたら
 
 「あめーば」
 
と書いてあり、
 
 「なんだやっぱりどっかが絡んでるのか(藤田)_| ̄|○ 」
 
と思ったんだけど、こういう形でのIRってのは今後増えてくるだろうね。IRもできて、印税も入る。もう良いところ尽くし!!
 
こりゃ俺も何か起業するしかねえ!
 
 
と、意味不明に思った一日でした。
ちなみに読み終わったのは朝の3時。その後謎の生命体(別名『蚊』)と数時間戦う羽目になり、ほとんど寝ていないことをあえて付け加えておこう。
  

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Posted by rakeem