PS3
今日は今話題のPSPではなくてあえてPS3について呟いてみる。
ってなわけでここでまた次世代光ディスクに大きな動きがありましたね?。うーん、色々な情報筋からDisneyはHD DVD側につくという可能性が濃厚、と聞いていたのでこれには正直驚いた！でもその情報はまだPS3にBlu-rayが載るというニュースの前の話だから、それでDisneyも考えを変えたのかな？
ご存じの通り、先日のニュースでBlu-rayの敗色濃厚だと思っていたので、ほんと何がおこるか分からないもんだね。HD DVD陣営は42.2%、Blu-ray陣営は41.3%となり、残りは16.5%しか残っていないのだ。そうなると勝負の決め手はもはや大手スタジオではなく、弱小のスタジオ系をいかにとりこむかが決め手。個人的には弱小であればあるほど、Blu-rayの方が魅力的に映りそうに思えるなあ。だって世界最強のゲーム機（になると思われる）PS3に搭載されるんだぜ？さらにはIT最強のDell、HPも支援している。それに対してHD DVDはメーカーもいまいちぱっとしないよね。NEC、Toshibaなんていったら海外からみたら知名度はまだまだ低いだろうし。もちろん両方とも半導体などのデバイスではかなり強いかもしれないけど、コンシューマーの視点からすると「なんか聞いたことあるなあ」程度。
ただ、 読み込むレンズのOPに強い三洋がHD DVD陣営に入ってるし、「コスト」という観点からいうと若干HD DVDの方が現時点では有利というのは既知の事実。でもコストなんて作ってれば下がる物なので、普及する数年先には大して変わらないような気がする。でもコスト以上に個人的に気になっていたのが、Blu-rayが「カートリッジ」ということ。見れば分かるが現時点で発売されているBlu-ray Diskは全てカートリッジにはいっているんだよね。これが曲者。Diskそのもがでかくなるし、コスト高の原因にもなる。というよりかっこよくない。昔から色々なメディアがカートリッジ付きで発売されたけど、唯一普及したのはMDぐらいか？他にはPanasonicがだしていたPD、さらにはまだ現役のDVD-RAMとかもそう。いずれも主権は握れなかった悲しいメディア。。。。まあそもそもなぜカートリッジが必要かというと基本は傷から守るため。当たり前だけど光ディスクは光の反射を読み取っているので、表面に傷がついてしまうと当然読み込み時にエラーがでてしまうわけ。
しかし！ここでこれまた発表されたのが TDKのコーティング技術が開発。な、、なんとこれさえあればもしかしたらBlu-rayも殻から解放されるかもしれないのだ！うーん、この記事もかなりBlu-rayに好意的に書いているし、後は生産のプレスの歩留まりをいかに下げるかでコスト競争論争もだいぶ落ち着くでしょうなあ。ちなみにこれらの発表を見るつい数週間前までは両陣営の最大の妥協策として「再生は汎用性の高いHD DVD、録画は容量の大きなBlu-ray」という両刀遣いというパターンもありうるかと思っていたけど、どうやらそんな中途半端な結果にはならなそうだね。今からどうなるかが楽しみよのう。でもその前にHi Visionに対応したテレビがないと豚に真珠だ・・・orz
そうそう。PS3でいうならBlu-rayよりも気になるのがこれ。NVIDIAのGPUがくるとは！これにはびっくりした。肝心のグラフィックをSonyGp外の会社が作ってしまうとはっ！PS2のときに話題になったEmotion Engine（今ではPSX、さらには今年のラインアップのテレビにも内蔵されている）ってのはPS2の画像を司る脳みそみたいなもんだったんだけど、これはソニーと東芝が開発したものだった。だからそういう意味でグラフィックの肝はソニー内で取り組んでいる節があったんだけど、やっぱり餅は餅屋なのか？っつーかGPUがPC業界の雄となるとPS3のゲームは「PCと変わらないじゃん」となりそうだからちょっと残念な気もするけどさっきのリンクの５枚目を見るとすっげえ！こんなものがリアルタイムにグリグリ動くってのは想像できない・・・。なんでもありですな、PS3。あとは実際にCELLがどれだけすごいのか、何が出来るのかっていうことが具体的に分かればソニーの株ももうちょっと上がるんだろうなあ。。。
そんなわけでまたしても膨大な独り言と化したが今日はもうこんな時間だ。帰りも終電だし、来週の出張に向けてちょっぴり忙しかったりする。って今思ったけど今までBlogで自分の生活を書いたことないかも。今度はそれに挑戦しよう。うん。おやつみ?。