音楽

IT & Gadget

ええ、ちょっと最近PSPの動画について書きすぎてちょっとオタクな話になりすぎたので、ここでちょっと万人受けする話を。。。
 
 
20?30年前の音楽、というのは夢があった。多くの人が真空管をいじり、そしてマニアはパーツを交換してより良い音を捜し求めたものだ。オーディオのコンポとかは普通に何十万とかしたけど、それを「買いたい!」と思う市場がそこには今より何倍もの規模でしっかりと存在し、そして日本のメーカー各社は音質を競ったのだ。
 
 
しかし、今どうだろう。
 
 
音質、というものはあまり一般的には語られない。マニア感が強いものとしては残っているが、音質について一般の人が5分以上語る内容はないだろう。今から何十万円もするアンプとかに脚光があたる気配もないし、そんな複雑系なものが今の世の中にマス受けするとは思えない。
 
 
 
 
ということはみんなあまり音質を求めなくなったのか?
 
 
答えはYesとNoだと思う。
 
 
 
Yes、という意味ではユーザーが既に『音質』、というものに対して鈍感になっているからだと思う。全てがデジタルな世の中になり、悪い音が存在しないがためにその比較対照がないので、何が良い、何が悪い、というのが分からないのだと思う。
 
Noという面には、もうどんな機器を買っても「そこそこ」の音質が約束されているからであり、誰もが音質は求めるけど、どれでもまあ必要十分なスペックは満たしているので、それがあまり顕在化しないのだと思う。
 
 
つまりこれらの二つの側面から音楽、というものはドンドン変わってきている。聞く場所も家の中から、Walkmanの誕生により、外でも聞くものとなり、ニーズが激しく変遷しているのである。
 
俺が思うに、この音質を求めないユーザー、というのは一種のWalkmanが招いたカタストロフィだと思っている。今まではオープンエア、というかスピーカーから聞く音楽だったものが、とたんにイヤホンで聞くものへとシフトしていったのである。結果的に、密閉されたイヤホンで聞く音というものはどれも騒音からシャットアウトされてしまうがため「良く聞こえる」ものであり、これにより一般層は音質というもの対して麻痺してきたのだと思う。
 
 
と、ここから議論が盛り上がるところなのだが、今日は疲れたのでこの辺で・・・。ってか勢いで書いているのでどう収集つけるかが大変だ。。。起承転結って難しいですね。
 
ほなおやすみ
 

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Posted by rakeem