Lenovo ThinkPad TrackPoint Keyboard IIが最強に良い

レビューThinkpad

Work from Homeが当面続きそうな昨今。やはり自宅の作業環境をいかによくしていくか、というのは至上命題ではある。

会社のPCはThinkpad Carbonで、至極キーボードの出来が良い。もう、ほんとそれ以外のキーボードではだめになってしまった。特に真ん中の赤い◎ポチのTrackPointが地味に便利。ちょっとしたカーソルの移動だと、手をマウスに動かさずにできるというのは非常にストレスフリー。

ただ今の自分のWork from Homeだと1つ問題が出てきた。もともと持っていたThinkpad TackPoint KeyboardはUSBはBluetooth接続専用モデルだったので、基本はPC1:キーボード1の接続。これだと、せっかく買った巨大モニタLG 49WL95Cによる「USB C一本で全て接続を切り替えれる」、というのが使えないのである。

そう、なにを隠そう最近のモニタでUSBC接続があるものは、モニタ本体側のUSBAポートとかにキーボード、マウス、そのほか周辺機器を接続しておけば、USBCを差し替えることでそれらUSB機器だけではなく、映像、音声、さらには電源までもを1本のケーブルで簡単に切り替えれるいわばUSBハブスイッチみたいな芸当ができるのである。つまり、今まで見たいに、電源、HDMI、USBハブという最低3本は必要だったケーブルが1本にまとめられる。これは当然ムネアツな機能なので使いたいに決まっている!特にrakeemは日中は会社PC、夜はプライベートPCとほぼ毎日切り替えるので、そこでケーブル一本だけで環境を簡単にスイッチできるというのは超絶便利なのである。

分かりづらいけど、パソコンから出ている白のUSBCケーブルで、電源、映像、音、USBと全て一本で対応している。

ただし!USBのハブということもあって、よってもってBluetoothとかになると対応できないのだ。なので、あくまでも何かしらUSBを経由する必要がある。その観点でいうと、今まで使っていたThinkpad TrackPoint KeyboardだとBluetooth接続ということで、どうしても対応できない。

そんなrakeemの事情を察してか、今年になってLenovoから発売されたのがその後継機となるThinkpad TrackPoint Keyboard IIという後継モデル。なんとこいつはBluetoothだけではなく、USB無線ドングル付属で接続方法が増え、正にrakeemがやりたいことを実現するモデルだったのである。さすがLenovo!そうなったら買わないわけにはいかない、ということでポチったのが数か月前。もう、それ以来、めちゃ快適ですわー。

これがいまのWFHの手元の相棒。Thinkpad TrackPoint Keyboard IIとLogitech MX Master 3

具体的なThinkpad TrackPoint Keyboard IIの前モデルからの進化という意味では、Watch Impressさんのこの記事とかがマニアックすぎるほどよく解説しているので、詳細は割愛するけれども、素人目で見た大きな変更点は以下かな。

  1. 前述した接続方式がUSBモデル、Bluetoothモデルと分かれるのではなく、1つのモデルで両方対応
  2. Androidにも正式に対応
  3. FnロックとCapsロックのLED搭載
  4. Fnキーが4つ単位でスペースを設けたレイアウトに

はっきり言って、改悪なものは1つもなく、ユーザ目線で見ても、いずれも完成度をさらに上げて、ツールとしてますます磨きがかかった、というのが感想である。まじLenovo萌。

上が新モデル、下が旧モデル。大きなレイアウトは変わらないけど、Fnキーの隙間とかちょっとだけ分かりやすくなった。
接続方式を切り変えれるようになったのと、接続OSをWinとAndroidでも切り変えれる
打鍵感も変わったけど、今使っているThinkpad Carbonと同じになったので、違和感なく使えている

いやー、ほんとこれは良い買い物だった。複数PCを使うにあたって、常にInput Deviceを固定できるわけで、それだけでも机の省スペース化に貢献するし、すげえストレスフリーだ。

なので、今まではせっせとBluetooth対応機器でマウスやスピーカーを集めてきていたのだが、これからはUSB対応になっているものにしないといかんなー、とますます物欲が加速するWork from Homeな毎日なのである。すでに、マウスはLogitch MX Master3、WebカメラはLogitech Brio、と買い揃えてきたので機会があればそっちもとりあげようっと。